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テーブルメンテナンス

「テーブルメンテナンス」

家具コラム第7弾としてオイル仕上げの家具のメンテナンスについてお話します。

Q. テーブルの汚れや傷が気になりませんか?
Q. 触ったときにベタつくような気がしませんか?
Q. 染みや日焼けで色が部分的に変わっていませんか?

特にテーブルは食事を摂ったり、仕事・勉強をしたりと、毎日使うものです。
定期的にメンテナンスしてあげる事で、どんどんご自宅に馴染んでいきもっともっと使い心地の良いものになります。メンテナンスも慣れてくれば簡単にすぐできます!
お子さんと一緒にやると物を大切にする心も育めますので、ぜひ一緒にやってみてください。
家具がきれいになれば、自分の気持ちも楽しくなりますね‼


今回は無垢テーブル(オイル仕上げ)のメンテナンス方法をご紹介します。
オイル仕上げの家具のメンテナンスになりますので、ウレタン仕上げの家具には同様のメンテナンスは行わないでください。



【導入】
テーブルの表面の汚れを落としていきます。
この時に普通のタオルや台拭きだと繊維の中まで入った汚れが掻き取れません。
汚れをテーブルの上で延ばしているだけになってしまうので、マイクロファイバーなどの目が詰まった強い繊維のものをお勧めします。
*特にたなかじま家具店では下の写真のMQクロスをお勧めしています。
下の図のように強い汚れ(油汚れや食べこぼし)などもしっかりからめとってくれるので、訪問メンテナンスの時などもまずはこのクロスで汚れを落としてからスタートします。
毎日の家具掃除などもこのクロスを使っています。
店頭で売っていますので、気になる方はご来店ください。








動画でやり方を説明しています!!
テーブルだけではなく、椅子やキャビネット、TVボードなどオイル仕上げの家具でしたら同様のメンテナンスができます。



手順
①家具用のオイルを塗っていきます。
まず、瓶の底に沈殿していることがあるので、よく振ってから布にオイルを移します。
オイルを含んだ布でテーブルの表面にオイルを塗っていきます。
塗ったところは色が変わってくるので、全体的に同じ色になるように塗ってください。
(布はなるべく毛羽がつかないように、綿の布が良いです。使い古したTシャツなどの端切れなどでも良いです。)


※ビボスオイル(亜麻仁油、蜜蝋などの植物性オイル)

②テーブルを拭き上げる  
余分なオイルを拭き取っていきます。
乾いたきれいな布で全体を拭き取っていきます。拭いた後は、風通しを良くして半日程放置してください。表面にべたつきが無くなれば使用できます。

『オイルを塗る→拭き取る→乾くまで待つ』この手順を行うだけで表面にオイルの膜を作り、汚れや水が染みつくのを防ぐことができます。又、表面の色合いも馴染ませることができるので、染みがついてしまった所なども目立たなくすることができます。
これでテーブルメンテンナンスは完成です。


【上級編】
ここで上級編としてもっときれいにツルツルに表面を仕上げたい方向けに紹介します。
このひと手間を加えるだけでまったく使い心地は変わってきますので、ぜひ挑戦して頂きたいです。しっとり、さらさら、つるつるに仕上がりとても気持ち良くなります。
①でオイルをたっぷり塗った後からの手順になります。


1⃣紙やすり(耐水サンドペーパー)をかける。
#800番~#1000番を使い木目に沿って、紙やすりをかけていきます。
かなり細かいやすりになるので、傷はつかないので安心してお使いください。
#800番でも#1000番でもどちらでも大丈夫です。

2⃣布で拭き取る。
天板と側面を一通りかけ終わった後に、布で拭き取っていきます。
拭き取ると濃い汚れが落ちてきますので、全体的にきれいに拭き取れば完成です。
きれいに拭き取れていれば触ったときに、かなりすべすべの表面に仕上がっています。
後は風通しを良くして乾くまで放置してください。手で触って湿った感じがなければ完成です。
このひと手間で仕上がり方や気持ち良さが全然違いますので、やっていただく価値はあると思います。


よく質問されることとして、メンテナンスの頻度を聞かれます。
使う状況にもよって頻度は変わってきますので、おおよそ3~6か月に一度くらいにメンテナンスを行うことをお勧めしております。
一つの目安としては、水滴を垂らしたときにシューっと一気に吸い込まれていくと、表面のオイルは取れていますので、オイルメンテナンスの良い頃合いかと思います。
オイルがしっかり残っていれば水滴は中には入らず弾いてきますので、それを目安にされるといいかもしれません。
わからないことなどありましたら、LINEやお電話、もしくはご来店時にご相談ください。




又、たなかじま家具店では「出張メンテナンス」を行っています。たとえどんなに傷だらけ、染みだらけになったとしてもご自宅にお邪魔しその場で、テーブルの表面を削り直しを行います。終わった後はオイルを再度塗り直しをし、その日の夜からきれいになったテーブルをお使いになれます。

写真の様に染みが付いているものが、まるで使い始め当初のようなきれいな木目に新しく生まれ変わります!!

このようにオイル仕上げの家具であれば日頃のお手入れからはじまり、出張メンテナンスと、家具をまた蘇らせることができます。

1.実際のお客様のテーブルです。ご使用して10年ほど経ったものになります。

2.オイルを全然塗っていなかったため、表面が色褪せ、染みや傷がいくつかありました。

3.汚れを落とし、機械で削っていきます。

4.オイルを塗り、紙やすりをかけ仕上げです。

5.オイルが乾くまで待ったら、完成です!


こうして100年生きた資源を、次の世代、また次の世代とつないでいくことがとても大切で素敵なことだと思っております。

たなかじま家具店では、販売だけでなくそのあとのご生活もサポートもさせて頂いております。

もしこちらを見てテーブルの訪問メンテナンスなどご興味がありましたらご連絡ください。

TEL  048-599-0777


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逆にウレタンの仕上げのものだと傷などが付く時は、全て表面の塗膜の傷になってしまうので、ご自身では直すことができません。

工場に送り、塗装を一回全て剥がし、再度塗布し直すというとても手間とお金の掛かる作業になってしまいます。そのため数多くの方は傷や汚れがついてもそのままお使いになり、慣れてしまうというのが現状になっているのではないかなと思います。

*ウレタンの傷、表面の塗膜の傷


ここまでお話させていただいたように、長く使っていく上ではいつまで経っても気持ちよく、快適にお使いいただきたい。

そして100年生きた木を100年先まで使っていただきたい。

たなかじまを選んでいただいた皆さまのために、本当に心地よい生活を送っていただきたい。

そんな想いからたなかじま家具店ではオイルの家具をご提案しております。

「暮らしの幸せを考える家具屋」





 

ご予約はお電話もしくはLINEでご予約下さい。
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たなかじま家具店
田中島一仁

*感染症対策としてマスクの着用、手指消毒、検温などお願いしております。

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《暮らしの幸せを考える》   たなかじま家具店

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